Yakekusoko’s diary

感謝すべき普通の人生が30年過ぎた。これからまだ60年生きるかもしれない場合、消化試合で途方に暮れる独身女のブログです。

サラリーウーマンのお昼ごはんの歴史

仕事の日のお昼は入社から色んなパターンを経て

今現在、手作りおにぎりに落ち着いている。

そしてこの習慣はメリットが多すぎて合理的な為、今後も続けるつもりである。

 

入社した当初は先輩や上司に色んなお店に連れて行って貰ったり、同期と食べに行ったりしたが、先輩や上司とご飯に行っても気を使って息抜きは難しく、同期と行っても

部署が違う為、業務量が多く時間より早く帰らないと白い目で見られる私は

早く会社へ帰る心配ばかりしていた。

 

また、会社が無駄に都心の為、ランチと言えど毎回1000円前後する為、

その出費は安月給の若手にはキツい。

 

そして、レトルトフル活用に移行。

会社にチンご飯と、レトルトどんぶり、カレーシリーズ、タッパーを常備し

軽く調理して食べていた。しかし、この方法は、まず、一斉に昼休みに入る為、

レンジ争奪戦が有り、当然社歴の長い人から順番に使う為、

すでに腹ペコの私は待ち時間が辛かった。

そして1か月も経つ頃にはどんぶりシリーズにも飽きてしまい、

次の段階へ

 

レトルトシリーズに不足していたのは、歯ごたえのある食品

つまり野菜や肉だった。しかし毎日へとへとで極力何もしたくないのに

朝起きて弁当を作るのは挑戦せずとも無理だった。

そこで、土日のどちらかに手作り冷凍食品弁当を作る事にした。

 

この手作り冷凍食品弁当は結構長く続いた。

一度にたくさん作って小分けにして冷凍する為、

週5同じメニューだったが、ちゃんとした料理で体にも良く

味も美味しかった。

問題のレンジ争奪戦は、通常チャイムが鳴ってしばらくすると皆動き出すのだが、

正直、チャイムが鳴っている間の時間が勿体無かったので、

チャイムが鳴ると同時にレンジへ走って、セットしスイッチを押して

鳴り終わって皆が並びに来る頃には終了するという技を編み出した。

 

しかしこの方法にはデメリットもあり、

まず、チャイムレンジダッシュを真似してくる人が出てきた。

最初の一人にはならないくせに、一人やりだすと真似するタイプは昔から居たなぁとなぜか懐かしい気持ちになったりもしたが、当然レンジに近い人が有利なので

ちょうど離れた席に席替えが有った私は不利になった。

 

そして、持ち運び問題である。冷凍食品の為、当然持参時に冷たい上に、結露が凄い

また、ご飯とおかずの2つのタッパーの為、そこそこかさ張るし、

大好きなお肉は油が多く、意外とタッパーの汚れが取れずに面倒だった。

 

そして、土日の1日が潰れるのも徐々に負担になり

 

手作り冷凍炊き込みご飯弁当生活に移行した。

タッパーを一つ減らし、おかずを作る手間を省く事に成功。

材料を切って炊飯器へ入れてスイッチを押すだけである。

野菜面はきのこで補い、タンパク質はホタテにしたり鶏肉にしたり良い食材を使い、

更にレトルトと併用する事で、飽きる事もあまり無かった。

 

しかし、レンジと、結露、タッパー汚れ問題は解決せず。

 

とうとうある疲れ切って何もかもどうでも良くなった

私は朝コンビニのおにぎりを2つ買う生活に移行した。

これはとんでもなく楽でコスパも良かった。

何も洗う必要もなく、持ち帰りの荷物も無い。

 

ただし、圧倒的にひもじかった。

安いだけあって、具は有って無いような物だし、大好きなたんぱく質は無く、

添加物だらけなので、長く続けると病気になりそうだった。

 

そしてついに今の手作りおにぎりにたどり着いた。

朝少し面倒だけど、おにぎりはすぐ作れるし、ラップなので

かさ張らないし、洗う必要もない。

 

コンビニおにぎりと違って、具は好きな物を好きなだけ詰められるし、

ジップ袋で別に持参している海苔を巻けばパリパリの食感を楽しめる。

傍目から見るとコンビニおにぎりより貧相かもしれないが

具に予算を全振りできる為、高級スーパーの佃煮とか、南高梅の梅干しを

使っててむしろだいぶ贅沢している。

 

手作りおにぎりのメリットは、腹持ちが良い上に、食べる量がほぼ固定になるので

食後の体調にムラがなく自分の胃のベストサイズになる点が良い。

そしてちょうど定時くらいにお腹が空くようになっているので、

晩御飯に向けて仕事を爆速で片づける良い目安になった。

 

手作りおにぎり生活が凄く良いのでしばらく続ける予定だけど、

ひとつ言えるのは、フルタイムで働いていて朝に弁当まで作れる人は凄い。

 

子どもの為なら頑張れる可能性は有るのかもしれないけど・・・