Yakekusoko’s diary

感謝すべき普通の人生が30年過ぎた。これからまだ60年生きるかもしれない場合、消化試合で途方に暮れる独身女のブログです。

そこに居ない嫁が羨ましい

体力が無い上に冬は寒いしコロナだしで、

平日は家と会社の往復であるが、

土日は唯一の楽しみである食糧と消耗品の買い物に出掛ける。

 

近所にはスーパーが何件か有って、それぞれ特徴が有り、

 

お菓子や乾物や格別に安いが生鮮食品は壊滅なお店

全体的に高級品なので何買っても美味しいけど普段使いは無理なお店

生鮮食品は価格、質共に文句無しだけど、冷凍食品が少ないお店

 

必要に応じて上記お店に行く週もあるけど

やはり頻度が多くなるのは、

 

全てを万遍無く兼ね備えているイオンである。

 

ちなみに客層に関して言うと上から順番に

お年寄りや忙しない主婦単独が多い

優雅な奥様や高齢者が多い

忙しない主婦単独と、元気な高齢者が多い

 

それに比べてイオンの場合

圧倒的に夫婦セットが多い。そして暇つぶしを兼ねて来ている人が多い。

まぁ土日なのでそうなるよね。

 

そんなイオンに独りで1週間分の食料を爆買いに向かう私だけど、

こないだ遭遇した光景が頭から離れない。

 

それは野菜コーナーでの出来事である。

 

もやしに向かって進む私の前に

 

華奢で学生かと思うような男性がベビーカーを片手に

「これは ”玉ねぎ”」「玉ねぎ」と

子どもに向かって教えていた。

近くに嫁らしき人物の姿は無い

 

籠を持っていたか定かでは無いので別行動中かもしれないが

 

こんな学生みたいな青年に子どもが居ることも驚きな上に

子どもに優しく玉ねぎが何たるかを教えている・・・

 

私の周りには育児なんぞ嫁の仕事、家事育児には無関心な男性が多い為、

こんな人も居るのかとその嫁が羨ましくなった。

 

その後別の場所でまたその親子を見たけど

やはり嫁の姿は無く、

 

もしかしてシングルファザーか!?この優しさなら大丈夫立派に育つだろうとか

 

いやそれはレアケースだから嫁妊娠中か乳飲み子が別に居るから

旦那が家族サービスで一人で来たのかとか

 

買い物しながら勝手に、人の人生を考えてしまった。

 

そんな男性の嫁はきっと守りたくなるような可愛くて儚い女性なんだろう

そんな男性と出会えても、きっと私を好きになってはくれないだろう

そう思ってしまうから、やはり休日のイオンでの買い物は辛いものがあるな。

 

思うに独身は土日祝休みの仕事じゃない方がいいかも。